日本SF界のパイオニア福島正実氏原案の《目で見るSFガイドブック》シリーズの第1弾。写真、イラストをふんだんに使った緻密な構成の情報量は凄い。竹宮恵子さんの短編漫画、田中光二氏の小説も掲載。表紙画は空山基氏!!
第2弾「時空編」は、タイムパラドックス物を中心に解説。この分野には「タイムマシン」「猿の惑星」「夏への扉」「タイム・トンネル」など傑作が多い。小松左京氏ら5名による座談会の他、松本零士氏のコミックス「大個人戦争」も。
東の桃源郷、西のユートピアと異世界を網羅して解説しているシリーズ第3弾。「指輪物語」「ロストワールド」なんかもここに含まれる。巻末にはカラー別刷りで「スター・ウォーズ」特集。石森章太郎氏書き下ろしの「黄金郷時代」も掲載。
日本の幻想譚「雨月物語」「砂の女」などと、西洋の妖精伝説を同等に語るのが面白い。ブラッドベリの「火星年代記」の挿絵を描いているのはSF物初挑戦だった三嶋典東氏。萩尾望都さんの短編SF「左ききのイザン」も掲載。
この年封切られ大SFブームを起こした「未知との遭遇」と「スター・ウォーズ」の話題を中心に、SFパニックの源流、オーソン・ウェルズの「火星人襲来」事件の誌上完全再現や各界著名人による「私のSF映画ベストワン」など。